Bonjour!
今回はフランス留学やフランスワーホリをする際の言語レベルの基準についてお伝え致します。
よし、フランス語を頑張ろう!と思った時、どう頑張ればいいのか?
私の体験から感じたことは、「ある程度の目安があれば計画を立てやすい」ということです。
そこで一つの指標になりやすいのは「公開されている言語レベルの基準」です。
私の場合は、最初は自分のレベルを知るために「TCF」という試験を受けました。
「TCF」とはフランス語学力レベルを測るテストです。
点数に応じて受験者のレベルを、言語に関する欧州共通基準(A1からC2のレベル)の6段階で判断します。
「合格・不合格」という結果ではなく、TOEICのように各得点が結果になります。
最初、自分のレベルを確認するのにおススメです。
私はフランス語学習をするにあたり、TCFの結果を元に大体半年ごとDELF・DALFを受けました。
<フランス学生ビザで滞在してビザ更新する場合>や<再度日本から学生ビザ申請する場合>
毎年の「学業進歩」を証明する必要がありますので、語学留学の場合にこの結果は大切になってきます。
「TCF」(test de connaissance du français)
フランス国民教育省のテストです。
CIEP(国際教育研究センター)が考案したもので、スコアの有効期限は2年です。
ヨーロッパでは言語レベルはA1、A2、B1、B2、C1、C2と表します。
A1が入門で、C2に近づくにつれてレベルもUPします。
◆大学入試や就職で条件となることが多いです。
※フランス留学やフランスワーホリ等を考えている方は要チェックです!
A1入門(基礎段階の言語使用者)
簡単な言い回しなら大丈夫。
ゆっくり話せば簡単な受け答えは可能か。
学習目安 60―100時間
仏検3級レベル
TCFレベル1(100~199点)
A2初級(基礎段階の言語使用者)
初歩の会話は大丈夫。
簡単なコミュニケーションはとれるレベル。
学習目安 150―200時間
仏検2級レベル
TCFレベル2(200~299点)
B1中級(自立した言語使用者)
フランス語の基本はマスターしているが限界あり。
旅行先で会話ができる。
興味のあることなら話せる。
学習目安 350―400時間
仏検2級レベル
TCFレベル3(300~399点)
B2上級(自立した言語使用者)
フランス語全般に運用できる。
複雑な文章もわかり、専門的な会話で意見を明確に伝えられる。
※大学進学や就職にはB2以上が目安です。
学習目安 550―650時間
仏検準1級レベル
TCFレベル4(400~499点)
C1自主的運用(熟達した言語使用者)
優れた運用能力且つ難解な長文の殆どを理解できる。
複雑なテーマについて、自然に流暢かつ理論的に述べられる。
学習目安 800―950時間
仏検1級レベル
TCFレベル5(500~599点)
C2熟練(熟達した言語使用者)
非常に優れたフランス語運用能力。
読み聞きする全てのものを完全に理解し、的確に要約できる。
複雑なテーマについても、自然にとても流暢且つ正確に自己表現できる。
学習目安 1000時間~
TCFレベル6(600~699点)
(現地進学の場合)
大学や大学院への出願の際はほとんどの場合(英語のスクールなどは除いて)外国人はこの語学力証明書が義務づけされます。
基本的には最低B2、またはC1。
言語系(翻訳、言語学etc)の場合はC1又はC2を証明しなければなりません。
ネイティブに外国人1人で混ざっての授業は、正直C1、C2を持っていても慣れるまで大変でした。
(現地就職の場合)
就職の場合も、分野や社内言語にもよりますが、
就活した時の経験から求人には最低B2〜C1レベルと書かれた印象があります。
しかし、実際に証明書の提出を求められたことはありませんでした。
おそらく面接時に流暢さやコミュニケーションを見られているような印象でした。
<まとめ>
公式サイトを参考にしながらフランス語のレベルについて纏めてみました。
フランス語学習の1つの目安として知っておくと便利かもしれません。
参考にされてください。
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