Bonjour! AikoのBLOGへお越しいただきありがとうございます。
前回に続きフランスの大学について、カリキュラム詳細を記載致します。
まず、異国の地への進学は希望大きいですが、色々不安な面も多いですよね。
私はその不安を解消するために相談できる人が周囲にいなくて当時は手探り状態でした。
実際に外国人としてフランスで進学した私の経験から言えることを伝えます。
実際に私が見たチェックポイントは
①スタージュ(Stage)期間の有無
②卒業のための論文について
③カリキュラムの内容
①スタージュ(Stage)期間の有無
既にその分野でまとまった実務経験がある方は良いですが、
そうでない方は『スタージュ(Stage)』という
インターン制度を使って経験を積む方法もあります。
また、卒業のためにStageが義務化されている大学も多いです。
(Stage先の会社は自分で探します。)
スタージュの期間は大学のカリキュラムによって違います。
1、2か月だけの無給スタージュでよかったり、
半年、1年間の有給スタージュの場合もあります。
私は半年の有給スタージュを選びました。
②卒業のための論文について
大学やカリキュラムによって、スタージュと論文の比重が異なる印象があります。
スタージュの報告書だけで良いところもあれば、
スタージュが義務ではないかわりに、論文の比重が重いところもあります。
それはカリキュラムの単位数欄(Crédit)を見れば分かりやすいと思います。
私が書いた卒業論文は50ページ強でした。
論文としては比較的軽い方だと思います。
もちろんフランス語なので、そういう部分も踏まえて
自分にとってどれだけ負担になるかも踏まえ考える必要があります。
③カリキュラムの内容
日本では大学を選ぶ際、大学名で選ぶ方は多いかもしれませんが、
フランスでは就職の際に大学で何を学んだかを日本より重点をおく傾向がある印象です。
学部名以外にも、カリキュラムの内容をよく確認し、大学選びの材料にすることをお勧めします。
たとえば、「マーケティング」と一口言っても会社相手のマーケ、個人相手のマーケ、
デジタルマーケ等と幅が広いです。
当てずっぽうに申し込む前に一度足を止めて、どの分野に詳しくなりたいか考え選択することは大事です。
母国語以外の言語で海外進学となると、国内進学では感じないストレスもありますよね。
私もそのうちの1人でしたのでよく分かります。
しかし、とにかく合格できそうなところに申し込もう!と焦って登録すると、
あとあと未来が開きづらくなるリスクもあります。
せっかく挑戦するからには、将来に繋がる基盤づくりにしたいですよね。
私の経験や失敗談が、1人でも多くこれから海外で挑戦したい方のお役に立てれば嬉しいです。