フランス留学・成績の決め方

2023/10/24

はじめに

Bonjour, Aikoです!

フランスは新学期も始まり、

9月から留学している方たちは

単位が取れるか不安になっていませんか?

今回は日本の大学とフランスの大学

両方を出て感じた日仏の大学の

成績の決め方の違いについてまとめます!

フランス留学生活のイメージが少しでも沸きやすくなると嬉しいです。

 

※いろいろある事例のひとつとして見ていただけると幸いです♡

1. Présence(出席)

出席は日本より厳しい印象です。

遅刻したらちゃんとした理由(電車の遅延など)がない場合

入室禁止、2,3回欠席すると単位無し、など。

基本的に全教科、全部の授業に出席が普通。

病欠の場合は、後日医師の診断書を提出すれば

ノーカウントでした!

 

私のにっほんの大学はそこまで厳しくなかったので

フランスの大学は結構厳しく感じました。

(ストライキでいけない時もあったなぁ…)

 

2. Rapport(レポート)

時々レポートの提出がありました。

授業を受けた後、それに沿ったトピックが出されるので、

それに対してのレポートの宿題、など。

 

自分の意見を明確に論理立てて述べる必要があります。

日本は100点満点ですが、フランスは20点満点。

「20点中○点」と採点されたり

「A+、A-、B+、B-…」のように評価されたり。

 

試験後は毎回、評価に納得のいかないフランス人学生が

教授に抗議しに行く様子もあるある(笑)

 

3. Examen(試験)

試験は ContrôleとかPartielと呼ぶことがほとんど。

バカンスの前後に毎回大きな試験があり、

その試験の結果も成績決めの大切なポイント。

 

ただバカンス大国フランス。

その分試験も多い。

9月に新しい年が始まり、

バカンスは10月、12月、2月、4月に毎回2週間ずつ。

そして5,6月から夏休み。

バカンス万歳ですが、その数の分試験も多く、

大学期間中は本当に密度が濃いです。

 

4. Exposé(プレゼン)

PrésentationやExposéと呼びます。

授業によってはプレゼンを要し、

成績を決める要因になります。

プレゼン内容も評価されますが、

私の学科はプレゼンのダイナミックさ、

いかに惹きつけるプレゼンか、など

様々な観点から評価されていました。

ほとんど紙を見ずにジェスチャーを加えて

堂々と意見を述べるのが良し。

多いときは週に3個プレゼンがある週も。。

 

5. Projet de groupe(グループワーク)

少ないときは2人、普通は4、5人程度で

1つの課題に取り組むグループワーク。

 

そのプロジェクト内容をレポートで提出したり、

プレゼンしたり(プレゼンが多かった)。。

誰とグループになるかもカギですね(笑)

 

プロジェクトにもよりますが、

数週間かけて完成させるものが多かったです。

放課後カフェテリアでみんなで頑張ったのも

今となってはいい思い出です!

 

 

さいごに

いかがでしたか?

私の日本の大学は、出席+課題+試験で

成績を決められることが多かったですが、

フランスの大学(交換留学も現地進学先でも)は

成績のカギとなる要素が多い印象でした。

つまり「全てちゃんとやるしかない!」という気持ちで

全力で取り組んでいました。

 

もちろん大学、先生によって

評価のポイントは異なるので一概には言えませんが、

その中の1つの体験談として捉えていただけると嬉しいです♡

Bon courage!

 

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