フランス留学準備 6つのSTEP&書類

2022/12/29

フランス留学に行きたいなぁと思った時、
「留学の準備って何からすればいい?」

今回は語学留学の基本的な流れについて解説致します。

 

①留学の後、どうしたいか考える

まず、何のために留学をしたいか?
え!いきなり留学後のことを?と思われるかもしれませんが、
ここがぼんやりしていると、留学計画もぼんやりになります。

留学後は日本で就職?フランスで進学?フランスで就職?
それとも起業?
→取得すべきビザの種類や留学中にすべきことが見えますので大切なポイントです。

 

②ビザの種類を決める

フランスには他の留学先よりもたくさんビザの種類があります。
留学後のプランによって、ここでビザの種類が決まります。

・ビザを更新する予定はありますか?
・仕事をする予定はありますか?
・住宅補助はあった方がいいですか?
・フリーランスとして働く予定はありますか?等々

 

③留学先選び

①と②が決まりましたら留学先を決めます。
留学する目的や今後の計画に沿った内容のカリキュラムを探します。

・自分にとって、終了証の必要性はあるか
・予算
・プログラム内容や時間帯
・週何時間の授業が必要か(学生なら週20時間など)

自分の条件を決めてネットリサーチをかけます。
学生ビザで語学学校ならFLEラベルのある学校がお勧めです。
自分でリサーチしてみるという過程は、選択肢を増やしてくれるので大切です。

 

④住居探し

留学先機関が決まりましたら、住宅探しです。
交換留学の場合は寮を選択できる場合が多いです。
ビザ申請時にはフランスでの住所が必要です。

友人宅に住む場合は、Attestation d’hèbergement(宿泊証明書)とその方の身分証明書コピーが必要です。

 

⑤ビザ申請

渡仏時期、留学先、住居が決まりましたら在日フランス大使館でビザ申請準備をします。

ビザの種類によってプロセスは異なります。

※学生ビザの場合
大使館に+必要 ↓
・キャンパスフランス(学生ビザ申請用プラットフォーム)での登録&書類添付
キャンパスフランスを通じて現地大学を受験することも出来ます。

学生ビザの場合は、学校からきたcertificat d’enregistrement(登録証明書)を元に申請します。
詳しくは公式在日フランス大使館のWebを確認します。

 

⑥ビザ取得→渡仏!

フランス大使館からビザがきましたら、いよいよ渡仏です!
滞在先に着きましたら、敷金(必要な場合)を払ったり、銀行開設。
学生ビザ、労働ビザの場合はOFII(移民局)で滞在許可証の有効化や保険証申請etc…

現地についてからも手続きが色々あります。
渡仏前から「渡仏後にする事リスト」を作り、事前準備しておきましょう!

 

【 留学前に用意しておくべき書類 】

日本語の書類の翻訳は、基本的に法廷翻訳に依頼する必要があります。
(フランスで依頼することも可能です)
日本で発行する書類によりアポスティーユ(認証不要条約のスタンプ)が求められることもあるのでチェック!

 

◆戸籍謄本(抄本ではなく謄本)
・フランス語翻訳法廷訳&アポスティーヌ
◆パスポート
・何かと必要なので、何枚もコピーしておくことをお勧めします。
◆卒業証明書&成績証明書(高校&大学)
・大学によっては高校の分も提出を求められる場合あります。
◆フランス語能力の資格(Delf/Dalf)
◆資格証明書(フランスで使うものがあれば)
・私の場合は外国人向け日本語講師の資格
◆経済証明(ビザ申請に必要)
・注:自分名義の残高証明書
◆社会経験のある方は職歴証明書
◆パスポートサイズの証明写真
・フランスでも取れますが、クオリティは日本の方が◎
◆国外免許証(運転する予定がある方)
◆海外旅行傷害保険契約者(フランス語)
◆フランスで加入の予定がなければ。結婚やパックスの予定があれば、以下の書類も必要です。
・婚姻用件具備証明書(簡単にいうと独身証明書)
・慣習証明書(これまで犯罪等していませんよ、の証明)

長期ビザの場合
◆長期ビザ申請書1部(フランスの滞在先住所明記等が必要)
◆ビザ申請料金 50€相当(変わる場合あるので要確認)
・また、高等・専門教育機関の仮登録または登録証明書等。
・ビザによって必要な書類は変わってくるのでその都度確認してみてください。

一度フランスに来てしまうと日本での発行が面倒なので前もって念には念をで揃えておくことをおすすめします。

BLOG一覧に戻る
« »