Bonjour, Aikoです!
もう10月末。9月から留学にきている方はそろそろ2か月が経ちますね。
私はというと、2014年の9月にパリに来ました。
9年前のいま、フランス生活が2か月経とうとしているとき、
Facebookにこんなことを書いていました。
少し長文ですが、今留学を頑張っている学生さんに読んでもらえると嬉しいです。
2014年10月18日(当時20歳)
『渡仏からそろそろ2か月が経とうとしている今、
思ったままを書き連ねる投稿。
自分が感じたのは、
日本の当たり前は世界では当たり前じゃないという事。
フランスの当たり前は、
・時間通りに電車が来ない
・ガムを噛みながら座っての接客も普通
・待ち合わせも遅刻
・清潔な電車やトイレ殆どない
・どこの駅にも物乞い
・男女問わず同じトイレ
・集団主義はない
・切符を買わず改札口を飛び越える(男女問わず)
そしてフランスには日本にはない良さも沢山ある。
まず学生の積極性。
日本の教室は後ろまたは端から埋まることが多いと思う(例外はあるけど)。
それに対してフランスはT字みたいに
前、真ん中から埋まっていく(例外もあり)。
先生と学生のコミュニケーションで成り立つ授業に刺激を受けた。
2つ目は愛国心。私はフランス国民というプライド。
これは国によっては良く捉えられたり、
時には悪く捉えられたりするけど、
私はこうして皆が自分の国に関心をもって勉強して、
誇りをもって、それぞれ意見を持つ。
自分の国で今何が起こっているか、
どう思うか常に考え、意見を持つという姿勢に刺激を受けるし
同じ学生でも日本の学生には欠けがちだと思う。
あとほぼ皆がトリリンガル。
言語系の大学にいるってのもあると思うけど、
フランス人は英語を話さないっていう先入観が覆された。
フランス語、英語にプラスαで
スペイン語、ドイツ語、アラブ語…と。
もちろんルーツや教育自体も日本と違うけど
これはあたしにとっていい意味のショックであり刺激でもある。
講義はオールフランス語かオール英語。
英語の時間はさっきまでフランス語でふざけあってたクラスメイトが
当たり前のように英語で討論。
ちなみに私はというと、
毎日自分の語学力のなさを痛感して
毎日毎日たくさん恥をかいて
毎日悔しい思いをする日々。
これまでみたいにラクなキャンパスライフじゃないけど
今の1番の自分のライバルは自分やと思うし、
負けん気で地道にコツコツ、けど着実に頑張ろうって思う。』
「自分の1番のライバルは自分」。
これを書いていた時はフランス語が話せず
毎日恥ばかりかく日々が悔しくて仕方なかったです。
でも頑張れたのはライバルは他人ではなく
クラスメイトでもなく自分だったので
変な嫉妬も持たずにただただ負けん気で乗り越えられたんだと思います。
今フランスで新しい挑戦をしている学生さんで
辛いな、不安やな、って思っている方がいたら伝えたいのは、
その辛くて不安で仕方なかった日々も
今思うと私にとってすごくいい思い出です。
懐かしいし、もう1度戻れるならこの時期に戻りたいくらい。
何もかもが新鮮に見えるその目で
もう一度フランスという国を眺めてみたい。
新しいことの連続で全てが新鮮で
毎日がカルチャーショックの日々。
当時は本当に辛かったし悔しかったし涙もしたけど、
そう思えるのもそう感じられるのも、その時期だけ。
その一瞬一瞬のすべての出来事が今となっては
本当に懐かしいし恋しいし宝物です。
2か月。
想像以上に不安が拭えなかったり、
言語が上達しなくて焦ったりする時期かも。
不安なのは一生懸命向き合っている証拠です。
上手くいかんことさえも将来の笑い話になるから大丈夫。
慣れないフランス生活。
メンタル面で本当に辛くて仕方なくなったら私のところに来てくださいね。
Bonne chance !
Aiko
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